桃太郎電鉄2017がどうしようもなくクソだった

「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本‼︎」を購入しました。このゲームが公開されているスクリーンショットからしてクソなのは最初から分かりきっていたことですが、久しぶりに桃鉄が遊びたくなったので。ところが、飛び切りクソだったDSの頃から少しはマシになっているだろうと思いきや、まるで成長していませんでした。というか退化。

桃鉄はすごろくをベースにした最大四人参加型のパーティゲームです。ゲーム開始時にランダムで決定される目的地へサイコロを振ってコマを進めながら、各地の物件駅に止まって物件を購入し、その利益を元手に物件を購入し総資産を増やしていきます。目的地にピッタリ止まったプレイヤーには臨時収入が入り、次の目的地をランダムに決定し直します。誰かが目的地に止まった時点で目的地から最も離れたプレイヤーにはペナルティーとして貧乏神が取り憑きます。この基本ルールに則り、一年を12ターンとして規定年数繰り返します。

このゲームでまず最初に目につくところは、ゲーム開始画面で参加プレイヤー数を自由に決められないところです。一人プレイを選択した場合、CPUを含めた総プレイヤー数は必ず三人になります。CPUを含む含まない問わず四人で遊ぶには、マルチプレイ(インターネット対戦機能無し)を選択し、人間四人で開始した上で行動を決定するシーンで設定画面を開き、操作しない人間プレイヤーをCPU操作に変える必要があります。マルチプレイでも人間三人未満で開始した場合の総プレイヤー数は三人で固定となります。なんでこれ誰も文句言わなかったの?

次に、CPUの設定がひたすら狭くなっています。かつての桃鉄ではCPUの強さを初段〜十段&鉄人程度に分け、それぞれに基礎的な実力に加えてCPUの性格分けをしていました。例えば貧乏神のなすりつけを目的地そっちのけで行なったり、農林物件を優先して買いだめしたり(利益率は低いが売却できないので貧乏神対策になる)、目的地への到着を最優先でマイナスマスなんて気にしなかったり。今作では段位の三段〜六段が存在しません。つまり真ん中が無い。低い段位のCPUを対戦相手に選択しても、初段のマメ鬼なんかは「サイコロの目が1〜3しか出ない」とかいう設定のせいで最早いないほうがマシなレベルで対戦ゲームとして成立していません。かといって高段位のCPUは最初から選ぶには強いし、と、どうしようもない有様です。尤も、今作のCPUはどいつもこいつも馬鹿という話ですが。

さらに、DSならともかく、3DSであるにも関わらずメイン画面が下です。お陰で見辛いといったらないです。上の16:9の画面には手抜きの雑な日本地図と目的地までの距離しか表示されていません。これはDSの頃からそうなので、もしかしてDSからソースを流用してグラフィックだけ変えて他はそのまま…

さらにさらに、サイコロを振った後の移動には一マス動かすごとに硬直が発生します。これが凄まじくストレスです。誤操作防止の可能性もありますが、だったら残り一マスの時のみウェイトすればいいじゃんという話で、ただひたすらにイライラさせるだけの仕様になっています。

もっと言うと、物件の増資ができないとか、物件の複数選択が安い順にしかできなくなってるとか、カードが移動系と便利系で分別されなくなったとか、UIが何百年前からタイムスリップしてきたのと言いたくなるレベルの時代錯誤感とか、もう山ほどあります。でも「行けますよ」が実装されているのは褒められるべきだと思います。

とにかく、桃鉄を遊ぶならPS1時代のものか、新しめのものが遊びたかったらGBAのGとかその辺のものをおすすめします。このゲームはとてもじゃないがおすすめできません。というかこんなゴミを買う金があるなら本物のヤギとかフラフープでも買ったほうが楽しめます。なんだか、新幹線周遊とかのぞみ周遊カードとか、その辺りが出始めてから歪んできたなあと今になってみればそう感じます。

仮に次回作が出るとしても、さくまが関わっている限り良作にはなりそうに無いな…と思いました。未だにさくまが東大生になっている素振りもない割にはオンラインモードも実装しませんでしたし。パブリッシャの任天堂はちゃぶ台をひっくり返してでも発売を止めておくべきだったんじゃないですかね…

2017.1.21追記 物件の複数選択できました。

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