Amazonで並行輸入品なんて買うものではないというお話

なんとも恐ろしいことに、Nintendo Switchに挿していた128GBのMicroSDXCカードの容量が限界に達してしまいました。128GBより大きな容量のカードは現状で256GBしかなく、お値段もなかなかのもののため、折角なら良い奴を買おうと、奮発してAmazonでUHS-1 SpeedClass 3を満たす(読み書き速度が最低30MB/s)サムスン製の256GB MicroSDXCカード(並行輸入品)を購入しました。Amazon倉庫発送のマーケットプレイスですが、Amazonの販売する日本向けのカードより15%くらい安かったです。1万6000円くらい。

そこまではよいのですが、届いて開けてみると、付属するSDカードアダプタの取り外しが異常に固いことに気付きました。とはいえ、サムスン製のカードの購入は初めてのため、サムスン製のアダプタはそんなもんなんかなという感想しか抱きませんでした。

SwitchのMicroSDカードの移行には特別な手続きは必要なく、今まで使っていたMicroSDカードをPC経由で新しいMicroSDカードにまるごと移行します。ここで、新しいMicroSDカードの書き込み速度が最高でも5MB/s程度しか出ていないことに気付きました。書き込み速度が5MB/s程度では128GBの書き込みに5時間ほど時間を要します。諦めて5時間(寝ている間に)かけて書き込みを完了して、Switchに差し込んで起動したらこんな表示が。

カードの書き込みに使用したライターはSDXCに対応しているため、特にそんな不具合なんて起こるはずもなく(ELECOM製だから信用できないけど)。仕方がないので別のライターを購入して試してみたものの、書き込み速度は全く変わらず。

不審に思い、ストレージの読み書き速度を計測するCrystalDiskMarkというソフトを利用して確認してみました。

これはひどい。UHS-1どころかClass6すらぎりぎり満たしていません。しかもこのテストのためにPCへ接続したらフォーマットが破損しているとの警告が出ました。

なお、今まで使っていたSP製の128GB UHS-1カードは上のような成績でした。お値段(7000円くらい)の割にはなかなか良いのではないでしょうか。

上記の比較から、どう考えてもおかしいと思ったため、Amazonのカスタマーサービスへ連絡をしたら返品対応をしてくれることになりました。ということで、検証も兼ねてすぐにサムスン製の同じカードを今度はAmazon販売のものを購入することにしました。

2017年モデルと2016年モデルがありますが、2016年モデルはよく見たらクーポンが付いてて20%オフでした。並行輸入品より安いじゃないか…。

こちらがAmazon販売のサムスン製カードの計測結果になります。マジぱねえ。サムスンさん疑ってごめんなさい。ということで、最初に購入したカードは不良品か、偽造品の疑いが出てきました。多分偽造品。

正規品と偽造品(と思われる)を並べてみました。左が正規品です。よく見るとカードとアダプタ共に文字のフォントやフォントサイズが異なります(256の辺りが特に)。赤の色も若干異なります。正規品の方が若干朱色に近いです。

こちらがアダプタの裏側です。この時点で右が偽造品であることに確信を持ちました。右はサムスンのロゴがデボス加工されておらず(そもそもロゴがない)、ロットも書かれていません。しかも右のアダプタの右端に当たる部分の接点間が黒くなっていて、接点部も光の反射具合からしてボコボコしていて質が悪いように見えます。

MicroSDカードの裏は写真を取り損ねましたが、正規品は型番、ロットや中国製であることが書かれていました。対して偽造品は明らかに正規品とは異なる型番、ロットと台湾製であること、そして胡散臭いCEマークが書かれていました。それも疑わしいですが。

…と、ぱっと見安いからと並行輸入品に飛びつくと痛い目に遭うぜ、というお話でした。今回は返品を受け付けてくれたからよかったものの、1万6000円をドブに捨てることになりそうでした。なお、正規品のアダプタはSDカードをそれなりに扱ったことのある人なら「いつも通り」と感じるであろうスルッと抜き差しできる程度の固さでした。

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