『遊戯王デュエルリンクス』をやんわりとおすすめする

皆さんは『遊戯王デュエルリンクス(DL)』をご存知でしょうか。私も一昨年から初めて、地味ーに布教してはいるものの、あまり人が増えなくて寂しいなーと思っているので、今回は簡単に解説しようと思います。

遊戯王デュエルリンクスとは

遊戯王DLとは、コナミが運営するデジタルカードゲーム(DCG)です。実在のカードゲームである遊戯王OCGのカード内容はそのままに、DCGらしく一部を簡略化し、テンポを良くしています。また、アニメに準拠したキャラクターが登場し、デュエル中はフルボイスでカードの名前を読み上げたりしてくれます(勿論全部ではないけど)。なんと遊戯の声もアニメ準拠です。

対応ハードはiOS/Android/Windowsです。Steamでもサービスしていますが、Steam版は何故か日本語音声がオミットされています。Windows版だと左右にカードの詳細な説明や履歴が常時表示されていたり、デッキの編集が楽になるなど、有利な点がいくつかあります。

デュエルリンクスのルール

私の好きなカード、メタファイズ

OCGのルールについては省略します。当然ながらゲーム内でもチュートリアルは用意されています。

DLはOCGのスピードデュエルというルールをベースにした特別なルールを採用しています。 OCGの通常のルールと比較すると、

  • デッキは20枚~30枚
  • エクストラデッキは5枚まで(特定条件を満たすと上限が6枚に)
  • 初期ライフポイントが4000
  • 初期手札は4枚
  • モンスターゾーン、魔法罠ゾーンは3つずつ
  • メインフェイズ2がない
  • 制限カードの仕様が異なる
  • 「スキル」の存在
  • 現時点でエクシーズ、ペンデュラム、リンク召喚は未実装

初期手札が1枚少ないとはいえ、デッキの枚数がOCGの半分しかないので、OCGに比べるとコンボカードが手札に揃いやすいです。また、デッキの枚数が少ないために、除去系のカードを入れられるスペースがあまりありません。そのため、「お互いにやりたいことをやった方が勝つ」流れになりやすいのが特徴です。

カードの内容はOCGの完全準拠でありながら、カードプールに露骨な調整が入っています。相手の行動を阻害するロック系のカードがほぼ存在しないことを始めとして、OCGでパワーカードとして規制を受けたカードの大部分が未収録です。一方で、未実装の召喚に関するカード以外であれば、比較的最近のカードも存在します。これにより、OCGで活躍できなかったカードが日の目を見たりする独自の環境として発展しています。

スキル

手札のカード一枚をデッキに戻して一枚ドローする「スリカエ」。実に汎用的

OCGの通常のルールとの最も大きな違いがスキルの存在です。これは常時手札にあるもう一枚のカードというべき存在で、デュエル前にスキルを選択します。スキルには攻撃力を上げる単純なものから、特定のカードをドローする補助スキル、デュエル開始時に相手のデッキに「寄生虫パラサイド」を忍び込ませる原作準拠のネタスキル(実は少し前までガチスキルだった)まで、様々なものが用意されています。

スキルは発動まで相手に通知されない特徴を持つため、強制発動のスキル以外は重要な局面まで隠しておくこともできます。個人的にはスキルこそがDLの要ではないかなと思っています。

オンライン対戦

DCGのメインコンテンツであるオンライン対戦は勿論存在します。少し前に全世界で1億ダウンロードを達成しているため、まず対戦相手には困りません。ランクマッチであれば募集開始から3秒くらいでマッチングします。

ストラクチャーデッキを買おう

OCGと同様に、ストラクチャーデッキ(構築済みデッキ)が販売されています。ストラクチャーデッキは1セット460円で、ストラクチャーデッキEXが1セット860円。「俺はビタ一文出す気はねえ!」という人でなければ、ストラクチャーデッキの購入をおすすめします。

デュエルリンクスではストラクチャーデッキベースのデッキで大会を優勝する人も多いほど、強力なカードが収録されています。パックなんかよりもこちらを3セット買って1つのデッキとして組み合わせる方が安上がりな上に強力なデッキが出来上がります。その中でも最近発売されたストラクチャーデッキをご紹介。

王者の鼓動(EX)

一見強力になっているようで弱体化しているような気がするバスターさん。

「レッド・デーモンズ・ドラゴン」のサポートカードおよびシンクロ召喚を拡張する「スラッシュバスター」に関するデッキ。必然的にシンクロ召喚を多用するので、「/バスター」を抜いた汎用的なシンクロ召喚デッキにも派生可能。というか「/バスター」自体がなんとも微妙なのでそうするしかないというアレ。

割とパーツ取りが目的って感じのデッキなので、紹介するデッキの中ではおすすめしにくいです。

マスター・オブ・カオス(EX)

「ブラック・マジシャン」「カオス」など、闇遊戯が使用したカードのリメイク版を多く収録したデッキです。看板モンスターがどちらも相手の行動を躊躇わせる効果を持ち、攻めてよし守ってよしの万能デッキ。儀式と融合軸だから事故りやすいけど。

高等儀式術が収録されているため、儀式デッキのパーツとしても有用です。というかそっちが本番

ガンズ・オブ・デスペラード(EX)

「リボルバードラゴン」のリメイク版「デスペラード・リボルバードラゴン」を収録したデッキです。この「デスペラード・リボルバードラゴン」、リメイク前カードが裸足で逃げ出すほど理不尽で、スピードデュエルの「メインフェイズ2廃止」「モンスターゾーンは3つ」と噛み合ってえげつないことに。

無料で一通りのカードが揃う「サイバー・ダーク」との相性も良く、お財布に優しいデッキです。キースにセリフが用意されていないのが残念。

凱旋の真紅眼

真紅眼の黒竜レッドアイズ・ブラックドラゴン」のサポートカードで構成されたデッキです。「真紅眼融合レッドアイズ・フュージョン」は手札に素材がなかろうがこれ一枚で「真紅眼の黒刃竜レッドアイズ・スラッシュドラゴン」が場に飛んでくるクソカード。しかも強力な破壊耐性持ち。

かなり素直なビートダウン(正面突破)デッキなので、「真紅眼の黒刃竜」よりパワーの強いカードが出ると何もできなくなるのが弱点です。紹介するデッキの中では唯一「EXデッキ」ではない通常のストラクチャーデッキで、1500円未満で3セット揃うのも魅力。

ネオス・フュージョン(EX)

「ネオス」のサポートカードで構成されたデッキです。「真紅眼融合」のネオス版「ネオス・フュージョン」を収録。

収録されている融合モンスター「E・HERO ブレイヴ・ネオス」は融合素材が異様に緩く、「ネオス・フュージョン」と組み合わせて実質的な「おろかな埋葬」として機能してしまっていたため、お仕置きが入りました。弱点は凱旋の真紅眼と同様。

覚醒する古代の機械(EX)

熱核竜が熱核竜を呼び寄せる。

古代の機械アンティーク・ギア」に関するデッキ。融合次元の手先。

「古代の機械」もまたクロノス先生経由で一通りのカードが無料で揃うため、お財布に優しい。「古代の機械熱核竜アンティーク・ギア・リアクター・ドラゴン」とかいうクソカードによる理不尽の権化とも言える「自分のターンだけ強デッキ」。

除去カードを入れるスペースがあまりないので、攻撃力3000より強いモンスターを出されると勝ち目がなくなるのが弱点。また、クロノス先生の事故対策スキル「闇黒?古代の機械」に大きく依存している関係で、クロノス先生以外のキャラでは事故りやすいのも難点。

パックはセール時のみ少量購入がおすすめ

パックは最低1パック(3枚)120円のボックスガチャ方式が採用されています。どうしても1ボックス1万円くらいはしてしまうので、パックを購入するのであれば頻繁に行われるセールを狙いましょう。

SRやURが確定で1枚もらえる240円くらいのセールを狙い、チマチマと時間をかけて買っていくほうが一気に買うよりお財布に優しく、合理的です。焦ったら負ける。

おわりに

宣伝なのか紹介なのかよくわからない文章になってしまいましたが、これを見た人が一人でもDLを始めてくれるとうれしいなあ、と思ったり思わなかったりしています。

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